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地方はムラ社会と言われています
こんにちは、富貴(ふうき)です。時々名乗ります。(^^
今日も暑かったですね。今も暑いですけど・・・今夜は「熱帯夜」のようです。
台風も心配です。
今日は、久しぶりに母のところへ行って来ました。
母に会いに行っても私のことは全く分からないし、言葉を発することもできない。こちらの言ってることが分かるのか分からないのか、判断できない状態。ほとんど寝たきりの重度の認知症。要介護5です。
家があまりにも暑いので、施設は涼しいだろう・・・という不純な動機で出かけて行きました。(*_*;
地方はムラ社会と言われますが、いくら実力があってもその縁故に入れるか否かというのは、地方では重要な問題なのです。市会議員に縁故があれば鬼に金棒かもしれません(わたしの想像ですが)。東京時代、そう言えば私の勤めていた会社にも、毎年コネ新入社員が入ってきていました。
やはり、世の中と言うのは「本音と建て前」なのです。
以前、知り合いと母親の特養入所の話をしていた時、その方は「私は市会議員の○○と親戚だから大丈夫なのよ」と言ったのです。その時は「それが何か?」と思いましたが、すぐに意味が解りました。地方ではコネがまかり通るのです。( ゚Д゚)
その頃、母の認知症の介護も家では限界を向かえていました。特養を4カ所申し込んでいた時だったので、ショックだったし、田舎ってそういうところなんだと時代錯誤と不公平を感じました。回りの方からも「市会議員に知り合いでもいれば頼めるのにね~」という声が多かったでんです。納得できないかもしれませんが現実にある話です。
介護も共倒れになるのでは。。。という状態で早く特養に入所できるようにと祈る毎日でした。
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ところがです。わが家にもこの「コネ」ちゃんがやって来たのです。
コネがあれば利用しない人は、いないでしょう・・・などと自分に言い聞かせます。
母親が特養へ入所できた理由
もう母親が特養へ入所して5年になります。大きい声では言えませんが「コネ」で入所できました。
ある時、スーパーで同級生と偶然会いました。高校卒業以来初めてです。そして世間話で「母親が特養の順番待ちで困っている」という話をしました。「どこの特養?」と聞かれたので、申し込んでる特養を全部言いました。
なんと彼女はその中の一つの特養の所長だったのです。
「あ、そう・・・じゃあ順番次ににしてあげるから」と言っていただき、母はあっという間に入所できたのです。
こんな偶然の再会とさらにラッキーな事ってあるんですね。
あの時は、神様が同級生に会わせてくれたと思いました。
そして神様は介護でへたばりそうだった私に「もういいよ」って許してくれたのだと思いました。
同級生にもほんとに感謝しています。
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